第28回ケアマネ試験の合格ラインを検証しました。

ケアマネ

皆様、試験お疲れさまでした。合格基準点の発表まで、落ち着かない面もありますが、ひとまず一息ついてください。ほんとうにお疲れさまでした。

全体的にわかりやすい問題が多かったように思いますが、法律の問題、生活保護制度や成年後見制度あたりは、難易度が高かったように思います。

感覚的には、ここ数年の中では解きやすい問題が多かったように感じました。

ケアマネ試験の合格基準点と合格率(合格者数/受験者数)

開催日合格点合格率合格者数/受験者数
第27回(2024年度)18/25 32.1%17,228人/53,699人
第26回(2023年度)17/2421.0%11,844人/56,494人
第25回(2022年度)18/2619.0%10,328人/54,406人
第24回(2021年度)14/2523.3%12,662人/54,304人
第23回(2020年度)13/2217.7%8,200人/46,415人
第22回再(2019年度)16/2522.5%2,374人/10,540人
第22回(2019年度)15/2418.5%5,644人/30,378人
第21回(2018年度)13/2210.1%4,990人/49,332人
第20回(2017年度)15/2321.5%28,233人/131,560人
第19回(2016年度)13/2213.1%16,281人/124,585人
第18回(2015年度)13/2515.6%20,924人/134,539人
第17回(2014年度)14/2519.2%33,539人/174,974人
第16回(2013年度)15/2615.3%22,324人/144,397
第15回(2012年度)15/2219.0%27,905人/146,586人
第14回(2011年度)15/2315.3%22,332人/145,529人
第13回(2010年度)14/2520.5%28,703人/139,959人
第12回(2009年度)15/2023.6%33,119人/140,277人

過去17回の合格基準点の平均点は、14.9/23.8

過去17回の合格率の平均は、18.5%

過去17回の合格基準点の平均過去17回の合格率の平均
14.9/23.819.3%

公式の合格基準は、介護支援分野で17.5点、保健医療福祉サービス分野で24.5点。

介護支援専門員実務研修受講試験合格基準

「介護支援分野」及び「保健医療福祉サービス分野」のそれぞれの得点が、合格点に達している者を合格とする。

1 配点は1問1点である。

2 介護支援分野、保健医療福祉サービス分野ごとに、正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正した。

25点の70%は、17.5点

35点の70%は、24.5点

整理すると、

介護支援分野で17.5点以上とっていること。

保健医療福祉サービス分野で24.5点以上とっていること。

これが公式の合格基準となります。

合格ラインの検証結果は、介護支援分野が17点、保健医療福祉サービス分野は26点。

ケアマネ試験の過去10年分を見ると、

介護支援分野の点数の幅は、13点から18点。

保健医療福祉サービス分野の点数の幅は、22点から26点

合格率の幅は、10.1%から32.1%。

過去10年分の統計から見ても、点数にばらつきは少ない方ですが、合格率についてはばらつきがあります。このことから、合格率による補正よりも、点数を優先していることがわかります。

昨年度は、合格基準点が18点と25点となり、合格率が32.1%となっており、過去17年の統計から見ても、高水準な結果となっています。他の介護福祉士や社会福祉士においても、合格率が上昇しているため、福祉人材の確保等から、合格者を増やしたい傾向にある可能性があります。合格点の検証は、これらの要素も含めて検証していきたいと思います。

今年度の問題は、いくつか法律問題は難しく感じましたが、特に後半の保健医療福祉サービス分野の問題については解きやすい問題が多くありました。点数を検証すると、過去17年度の結果の中でも、介護支援分野が18点、保健医療福祉サービス分野が26点と、ともに最高点が予想されます。

ただ、社会福祉士については合格率が58%にまで上がってきていたり、介護福祉士試験のブロック合格制度の導入も決まり、福祉系の国家試験については難易度が下がってきている傾向があります。それらの背景をふまえ、介護支援分野の基準点を1点下げたうえで、結果として予想できるのは、

介護支援分野の点数は、17点。

保健医療福祉サービス分野の点数は、26点。

どちらか片方が、1点程度、基準点を下げ、合格率が上がるのではないかと思っています。

もちろん受験者の点数の取得率で調整されるとは思いますが、一つの目安にしていただけると幸いです。

ケアマネ 第28回試験問題と解説

こちらのアプリには、令和7年10月12日(日)に実施されたケアマネ試験の問題と解説を掲載する予定です。来年度の受験に向けて、また受験された方は答え合わせなどに活用していただけると幸いです。

10回分の過去問と2回分の模擬試験を掲載予定です。成績の分析や付箋機能など、試験に欠かせない機能が使用できます。無料版と有料版を用意していますので、広告掲載が気になる方は買い切り版の有料版をご活用ください。ひとまず無料版で試してもらえると助かります。

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合格発表は11月25日(火)午前10時00分〜

ケアマネの試験結果については、11月25日に郵送で発送される予定です。都道府県によりホームページ上に公表される場合もあります。

こちらの(公益財団法人)社会福祉振興・試験センターから、各都道府県のホームページにリンクされています。都道府県によっては、ケアマネ試験の合格者の受験番号が公表されます。その後、合格証書とともに実習に関する必要な書類が送付されます。

(公益財団法人)社会福祉振興・試験センターのホームページ

合格後の流れは、こちらの記事に記載しています。

合格後の研修の参考にしてみてください。

ケアマネを受験したときの記録|過去問ブログ
ケアマネを受験するまでの流れは、こちらから↓ ケアマネ試験については、社会福祉士試験が終わった2月から3月にかけて、5年分の過去問に取り組んだことから始まります。社会福祉士のカテゴリと重なる部分が多いので、それなりの点数が取れました。ちょうど、合格するかしないかの点数で、ラインには乗っている状態でした。 何...