社会福祉士国家試験 新カリキュラムについて

社会福祉士

社会福祉士の新カリキュラムについて

社会福祉士と精神保健福祉士の試験について、次回の試験より、新カリキュラムに対応した試験内容となります。

社会福祉士養成課程の教育内容の見直しに伴い、試験の内容が変更されるのが、次回の試験です。

令和元年度社会福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて
令和元年度社会福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて紹介しています。

社会福祉士新カリキュラム新旧対照表(通学課程基準)

no.新名称と履修時間旧名称と履修時間
1医療概論301 人体の構造と機能及び疾病30
2心理学理論と心理的支援302 心理学理論と心理的支援30
3社会理論と社会システム303 社会理論と社会システム30
4社会福祉の原理と政策604 現代社会と福祉60
5社会保障607 社会保障60
6権利擁護を支える法制度3011 権利擁護と成年後見制度30
7地域福祉と包括的支援体制605 地域福祉の理論と方法と
6 福祉行財政と福祉計画
60
30
8障害者福祉308 障害者に対する支援と障害者自立支援制度30
9刑事司法と福祉3019 更生保護制度15
10ソーシャルワークの基盤と専門職3013 相談援助の基盤と専門職60
11ソーシャルワークの理論と方法6014 相談援助の理論と方法120
12社会福祉調査の基礎3012 社会調査の基礎30
13高齢者福祉3016 高齢者に対する支援と介護保険制度60
14児童・家庭福祉3017 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度30
15貧困に対する支援309 低所得者に対する支援と生活保護制度30
16保健医療と福祉3010 保健医療サービス30
17ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)30(13 相談援助の基盤と専門職)
18ソーシャルワークの理論と方法(専門)60(14 相談援助の理論と方法)
19福祉サービスの組織と経営3015 福祉サービスの組織と経営30

注意すべき点

全体の科目については、特に変更はなく、新たに追加された科目もありません。どの科目も社会福祉士の過去問にありますので、過去問アプリに取り組むことで得点を得られると思います。

注意すべき点として、更生保護制度刑事司法と福祉と名称が変更され、時間数が増えているので、出題数が増える可能性があります。

精神保健福祉士を受験される方

精神保健福祉士を受験される方には、いくつか、社会福祉士の専門科目が、共通科目に移動したものがあります。

特に、更生保護社会調査は覚える内容が専門的ですので、社会福祉士のアプリで学習することをオススメします。

9 刑事司法と福祉(旧 更生保護制度

10 ソーシャルワークの基盤と専門職(旧 相談援助の基盤と専門職)

11 ソーシャルワークの理論と方法(旧 相談援助の理論と方法)

12 社会福祉調査の基礎(旧 社会調査の基礎)

社会福祉士 2024年度 第36回試験問題と解説

こちらのアプリには、2024年2月4日(日)に実施された、社会福祉士国家試験の問題と解説を掲載しています。来年度の受験に向けて活用していただけると幸いです。

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