第36回介護福祉士国家試験の合格基準点は、67点。

介護福祉士

先ほど、試験センターより、合格速報が発表されました。

受験番号等の確認はこちらから。

公益財団法人 社会福祉振興試験センター

合格基準点は、67点、合格率は、82.8%

合格基準点は、67点。

合格率は、82.8%。

受験者数は、74,595人。

合格者数が、61,747人。

合格基準点は、過去10年のなかで最も低い点数

合格基準点は、過去10年のなかで最も低い点数となりました。

合格率も高い水準となり、2年連続で80%を超えています。介護福祉職の人材不足なども影響しているような気がします。

過去の基準点には78点もありますので、今後も油断できないとは思いますが、一つの指標が増えたかと思います。

解答については、一部変更がありましたので、ご注意ください。

下にある解答が公式のものと同じものとなります。

介護福祉士の合格基準点と合格率(合格者数/受験者数)

開催日合格基準点合格率合格者数/受験者数
第36回(2024年1月28日)67点/125点82.8%61,747/74,595
第35回(2023年1月29日)75点/125点84.3%66,711/79,151
第34回(2022年1月30日)78点/125点72.3%60,099/83,082
第33回(2021年1月31日)75点/125点71.0%59,975/84,483
第32回(2020年1月26日)77点/125点69.9%58,745/84,032
第31回(2019年1月27日)72点/125点73.7%69,736/94,610
第30回(2018年1月28日)77点/125点70.8%65,574/92,654
第29回(2017年1月29日)75点/125点72.1%55,031/76,323
第28回(2016年1月24日)71点/120点57.9%88,300/152,573
第27回(2015年1月25日)68点/120点61.0%93,760/153,808
第26回(2014年1月26日)68点/120点64.6%99,689/154,390
第25回(2013年1月27日)69点/120点64.4%87,797/136,375
第24回(2012年1月29日)75点/120点63.9%88,190/137,961
第23回(2011年1月30日)71点/120点48.3%74,432/154,223

第29回以降は、実務者研修の修了が受験資格となったので、受験者が減少し、実技試験が免除となったため、合格率が上がっています。

参考値としては、過去8年分を集計しました。

過去8年の合格基準点の平均点は、74.5点

過去8年の合格率の平均は、74.6%

過去8年の合格基準点の平均過去8年の合格率の平均
 74.5点/125点 74.6%

第36回介護福祉士国家試験 正答一覧 午前(公式発表)

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31323334353637383940
3251453411
41424344454647484950
42533451212
51525354555657585960
5243325454
616263
123

第36回介護福祉士国家試験 正答一覧 午後(公式発表)

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5532341
71727374757677787980
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81828384858687888990
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問題46は、正答が二つ。

問46 バリデーション(validation)に基づく,認知症(dementia)の人の動きや感情に合わせるコミュニケーション技法として,正しいものを1つ選びなさい。


1 センタリング(centering)
2 リフレージング(rephrasing)
3 レミニシング(reminiscing)
4 ミラーリング(mirroring)
5 カリブレーション(calibration)

問題文からは、選択肢4と選択肢5のいずれも正答となるため、選択肢4及び選択肢5に得点する。

介護福祉士 2024年度 試験問題と解説

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